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サグラダファミリア2016(2) [デジタル一眼]

さてしばらく時間が開きましたが、サグラダファミリアの後編です。

そういえばサグラダファミリアは果たして教会なのか?という議論があったそうです。
教会ならば無料であるべきで、入場料を取るのはおかしい、と。 確かに入るだけで15ユーロ、
塔の上に上がるには更に高い料金が掛かります(ちなみに今はモバイルサイトで事前購入
することも出来て、スマートフォンの画面のQRコードを見せて入場出来ます)。
議論の結果としては、今は工事中だから工事現場の入場料を取るのは良いだろう、という
ことになったとかならないとか。 あと10年ぐらいは工事中ですから、出来上がった時のことは
また将来考えるんでしょね。(聞いた話ですから真偽のほどは不明です)

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教会の中を前に進むと、イエス様の像が見えてきます。 傘には葡萄の飾りが付いているのが見えました。
なんだかカラフルです。

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その辺りで天井を見上げると、いくつもの丸い何かのマークが見えます。 それぞれが何かのシンボルマーク
なのでしょうが、不勉強で何かは知りません。 が、とにかくいつまで見ていても飽きない天井です。

P4251225as.jpg

再び受難の門。 フィッシュアイを使って全体を撮ってみました。
そしてここから歩いていくと、地下の博物館に入ることが出来ます。 サグラダファミリアに関する
興味深い資料がぎっしりと詰まったところです。 (が、今回は時間がなく、駆け足)

P4251235as.jpg

これはガイドブックにも時々出ている、逆さ吊りのサグラダファミリアの原理模型。
重りを付けて出来た曲線が荷重に強いはずだ、としてそれをモデル化して柱が作られている、らしい。

P4251246as.jpg

こちらは去年末に完成したばかりの生誕のファサードの扉。 生き生きとして緑色が鮮やかで、
良く見ると葉の間にカマキリやカタツムリ等の虫たちが沢山作られている。 豊かな生命力を感じる
門扉になっているので、じっくり見られることをお勧めしておきます。

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受難のファサード近くの床にも何やら描かれています。
ろばに乗ったキリストのエルサレム入城の様子のようです。
ここからキリストの受難が始まる、ということなのでしょう。

DSC_0322as.jpg

サグラダファミリアの完成模型がありました。
これを見ると、今ある塔よりも遥かに高い塔が中央にそびえることが分かります。
だいぶ完成に近づいたと思っていたサグラダファミリアですが、まだまだ、まーだまーだ
沢山の塔を積み上げる予定なのでした。 完成予定は確か2026年と書いてあったので、あと10年は
この世界一の工事現場を楽しむことが出来るでしょう。



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コメント 2

hideyuki2007y

完成まで10年、、、きっともっと長くかかるのではと思います。こんな建築物世界に二つとないですね。完成したところを観に行きたいところです。
by hideyuki2007y (2016-06-28 00:00) 

luka

hideyuki2007yさん
建設中で行く度に新しい発見があるのが良いですね。 公開している工事現場と
いうのも考えてみればあまり他では聞かないことです。 ガウディの遺志を引き継
いで多くの職人が想像力と創造力を駆使していることが魅力の源なのでしょう。
出来上がってしまったらどうなるんでしょう?
by luka (2016-07-07 12:38) 

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