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One Last Night [銀塩写真]

IMG016ts.jpg

先週は「拓郎しばり」のカラオケ大会だった。
恒例と言うか、3回目ぐらいだと思うけれど、毎回すごく妙な感じの盛り上がり方になる。

写真は1985年につま恋で行われた One Last Night と言うオールナイトのコンサートに行った時の写真。
オールナイトでやるのはもう最後だろう、と言われて出かけた。

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コックピット [銀塩写真]

IMG1061s.jpg
1987年

写っているのは旅客機のコックピット。
座っている女の子は乗客。
今ではこんなことしたら機長はクビかも。

初めての米国旅行の帰りの便。
機材のトラブルでLAXで小一時間待たされた時のこと。
前のドアが開いて、退屈した機長が現れ、
待ちくたびれていた女の子達をコックピットに
招き入れて座らせ、いろいろと説明してあげていた。
それをドアの間から覗き込んで写真に撮った。
世界がまだおおらかだった時代。


スキャンニング マッシーン [銀塩写真]

連休後半は雨になりました。
ちょこちょこ出掛けた以外は何をしていたかと言うと、フィルムスキャン。

Scan-090506-0002s.jpg
EOS1000 1998年

以前、ちさとさんに教えてもらっていた VueScan というソフトを購入。
これがフィルムスキャナに付いていた Nikon Scan というソフトとは段違いの使い易さ!
ノートPCも新しくなってHDDも余裕ばりばりと言うこともあって、
ここ何年か稼動していなかったフィルムスキャナがフル稼働中です。

フィルムスキャナを買った当時は、思った通りの色が全く出せなくて、何と使いにくい機械なんだろう、
こんなもんか、と思っていたのですが、それはソフトが使いこなせていなかっただけだったようです。
VueScan ではほぼオートで満足行く色が出ます。 ちょっとおかしい時は例えば白か灰色の部分を
右クリックすればよし。 とっても簡単です。 もっといろいろ技はありそうですが、楽しみながら覚えて
いけそうです。

これなら昔のフィルムはあっと言う間にスキャン完了かも、と思って始めたのですが、
甘く見てました。 我が家のフィルムの量ってば、ちょっと多過ぎかも。
押し入れから出してみたら ↓ こんな缶に一杯。

DSC_2468s.jpg

多分、これ一缶で100本以上あって、それが3つとその他にもどこかしこにあるはず。

そんな訳で、ひたすらスキャンニングマッシーンになりきって作業しているのですが
一向に進みません(いや、進んではいるのですが)。 
まぁ、一晩に一本ずつでも地道にやりますか。

理光 自動半 [銀塩写真]


ある時から私の手元にやってきたこのカメラ。
リコーのオートハーフと言います。

実は、うちの犬君の散歩をさせていたら、道端からコイツに呼ばれたのです。
「ちょっと、ちょっと、お家に連れて帰って下さい」

電信柱の横に他の粗大ゴミと一緒に打ち捨てられていました。
どうしても通り過ぎることが出来ず、
その道端にしゃがんで、コイツを手に取りました。
「よし、一緒においで」とお家に連れて帰りました。


でも、それから数ヶ月。 コイツで写真を撮れずにいました。
オートハーフというカメラだということは分かりましたが、
どうも動くかどうか怪しいところがあり、フィルムを入れるのがためらわれました。
ちょっといじってもシャッターを切ることも巻き上げることも出来なかったので。

それからしばらくしてこんな本を見つけて、お勉強しました。

120%オートハーフを楽しむ本 (えい文庫 154)

120%オートハーフを楽しむ本 (えい文庫 154)

  • 作者: Ryu Itsuki
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2007/09/10
  • メディア: 文庫

ふむふむ。
こいつは何とゼンマイを使った自動巻上げ機構を持っていて、
(だから電池不要なのだ)
フィルムを入れないと巻き上げ用のゼンマイを巻くことが出来ず、
(これはフールプルーフになっているらしい)
そうなるとシャッターも切れないのです。

そうかそうか、では1本捨てるつもりで安いフィルムを入れてみましょう。
そしたら、巻けました、ゼンマイ。
そして裏蓋を閉めて。
フィルム感度を400に合わせて。


緊張しつつ、初めてのシャッターを切ります。
カシャッ! というメカニカルなシャッター音を期待したのですが、、、

いつ切れたのか分からないような微かな音しかしません。
あれ? 壊れてるかも?
しかも自動で巻き上げるはずのゼンマイもちょっと動くだけ。

そこで、もっとゼンマイを巻きます。
「ジジジ」と巻き上げる音がしました。
もう一度シャッターを切ります。
深く押し込んだところで、微かですがシャッター音がします。
そして「ジジジ」。
どうやら動作はしているようです。


このカメラはハーフカメラなので、36枚撮りのフィルム1本で72枚も撮れます。
と言うか、なかなか現像に出せない。
いつになったら72枚撮りきれるか。

裏蓋には誇らしく、MADE IN JAPAN と書いてあります。

こんなにちっこくて可愛くて COOL でモダンなデザインのカメラがあったなんて。
いろいろなモデルがあったそうですが、手元にあるこのオートハーフSというモデルは
1965年に発売されたセルフタイマー付き。

スペックとしては
レンズ: 25mm F2.8
フォーカス: 2.5m 固定焦点
シャッター: 1/125、1/30
露出計: セレン EE方式
画面サイズ: 24 x 17 mm
重量: 350g

さて、まともな写真が撮れているかどうか。
それが分かるまでまだしばらくかかりそうです。


あの日 (nine eleven) [銀塩写真]


(1989年7月4日。 フェリーからWTCを望む)

2001年9月11日。
クアラルンプールの空港にいました。
出発前のロビーで人だかりを見つけました。
置かれていたテレビの前に米国人と思しき旅行者が何人も座り込んでいます。
テレビには煙を上げるビルのモノクロの映像が映っていました。
(後から考えるに、それはペンタゴンだったようです)
皆黙り込んでテレビを見つめています。
米国人が黙り込んでいるなんて変だな、と思いつつ、ゲートに進みました。
搭乗ゲートでもテレビの前に人だかり。
時間が無かったので、ちらっとだけ見て分かったのは、
米国で爆破テロがあったらしいこと、だけ。
それは大変だな、と思いつつ、飛行機に乗り込みました。

後から考えると、あの時、旅客機がWTCに突っ込んだと知っていれば、飛行機に乗り込むことを
躊躇したはずです。 そうとは知らず、飛行機に乗り込み、何事も無く成田に降り立ちました。

ごった返した成田空港のロビーで自宅に電話し、やっと状況が分かりました。
(嫁さんは相当びびっていたようでした)
しばらくして、何も知らずに飛行機に乗ってしまったことの恐ろしさをやっと感じました。

全米の空港が閉鎖され、足止めを食らった人々が成田にはあふれていました。

会社に連絡を取り、自分の無事を連絡すると同時に、自部署から米国への出張者の確認を
指示しました。 不幸にもその時米国にいた数名は10日間程足止めを食らい、米国に
留まらざるを得ませんでした。

そんなあの時のことを思い出します。
2001年、と言うことは、あれから6年が過ぎました。


(1988年12月。 エンパイアステートビル展望台より、南側を望む)

あの日が始まりでした。
そこから米国はイラク戦争へと突き進み、その「テロとの戦争」の日々は未だ終わりそうに
ありません。 米国は、米国民はこの日々からいったい何を学んでいるのでしょうか?

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( ネガの保存状態がひどくて済みません )


table [銀塩写真]

きちんとならべられたテーブルと椅子

えー、きむたこ さんのぱくりです。

昔の写真からひっぱってきました。
三丸子 じゃなくて サンマルコ広場です。

こんなのもありました。
何でこんな写真ばっか撮ってるんでしょ?

はい、好きだからですね。 こういうの。

こっちの写真はよ~く見るとテーブルの形が違うのがある。
四角いのと丸いの。
いすがくっついてハートに見えたり、
ミッキーに見えたり、
スティッチに見えたり、

さてさて、何か見つかりましたか?


100ans [銀塩写真]


久々に銀塩写真を up します(昔の写真ですが)。

富士山も好きですが、エッフェル塔も好きなのでした。
初めて一人で欧州旅行に行った時です。 パリなんてつまらんところだろう。 美術館だけ見て回れば良いか。 と思っていたのですが、行ってみて歩き回ったらなんか面白い面白い。 昔から街歩きは好きだったので、その病気が出たのか、とにかく歩き回りました。 気がついたら数日の予定だったパリに1週間以上も滞在してしまってました。

エッフェル塔が見下ろせるビルがある、というので行ってみました。
エレベーターで屋上に上ると遠くに見えます。 あぁ、いいなぁー、と思っていたら、飛行船が飛んできます。 その飛行船はエッフェル塔の向こう側をゆっくりと通り過ぎてどこかへ行ってしまいました。

気がつくと日が沈み、辺りはカップルだらけ、でした。


1989年、フランス革命から100周年の年でした。
革命記念日の7月14日にはパリ祭が行われるため、街はその準備に追われていました。 エッフェル塔にも100ans(100周年)の電飾が。 ただ、そういうお祭り騒ぎには興味を持てず、その数日前にリヨン駅からTGVに乗ったのでした。
(つづく ... かも)


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ミュンヘン(ワールドカップ開幕記念) [銀塩写真]


CANON EOS700
いよいよワールドカップが開幕しました。 ん?ドイツには昔行ったことがあったな?と思い、古いフィルムを引っ張り出してきました。 17年前、欧州一人旅行の最後にミュンヘンに行きました(当時はまだ西ドイツだったのですな)。 なぜミュンヘンかと言うと、帰りの飛行機の切符がミュンヘン発が一番安いよ、と旅行会社のおばちゃんに言われたから、それだけです。 ミュンヘンの前はベネチアだったのですが、わざわざ寝台列車でミュンヘンに入りました。 この写真はミュンヘン市庁舎だったかな。 高い鐘楼があって、階段で上まで上ることができました。 なんだかちょっと暗い雰囲気だったのですが ...

日が傾くとこの通り、市庁舎前の広場はビアガーデンに早変わりです。 いやぁ、ご機嫌です、皆さん。


この市庁舎には大きなからくり時計(カリヨン)があって、正時にはこのように人形が出てきてダンスを披露します。 流石、ドイツ、と思わせる凝ったものでした。
 

これはBMW本社ビル。 ミュンヘンと言えばバイエルン州。 バイエルン州と言えば、バイエルンエンジン製造会社=BMW です。 ここでBMWミュージアムに行った覚えはあるのですが、内容の記憶は希薄です(車の写真は1枚も残っていない)。 ちなみに BMW では 3.0CSiが好きでした。


静かなホテルにて [銀塩写真]


CONTAX T2 (Sonnar T*38mm F2.8)
銀援会でありながら、銀塩の写真をほとんど載せていなかったので、ちょっと昔のフィルム写真を探しました。 これは出張で行ったロンドン郊外のホテル。

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がんばれ!富士フィルム [銀塩写真]


富士フィルムが5000人の人員削減を含む構造改革を発表しました。 先日コニカミノルタがカメラ/フォト事業からの撤退を発表したばかりです。 そして、ニコンでさえもフィルムカメラの新規開発をやめると発表しました。 デジカメの爆発的な普及は、メーカー間の激しい価格競争を招き、空しい程の多画素競争の末に、多くのメーカーが赤字に陥りました。 そしてそのあおりを食って、フィルムカメラの市場は吹っ飛び、フィルムと現像を支えてきた富士フィルムが苦境に喘いでいます。
私たちは知っています。 銀塩写真の文化を育て、支えて来た富士フィルムが一生懸命写真文化を守ろうとしてきたことを。 フィルムカメラがどんどん売れなくなり、デジカメがどんどん多画素低感度化した中で、富士フィルムは高感度な NATURA で本当に残したいものを写すことの大切さを訴えました。 そしてデジタルでも、ダイナミックレンジを拡大しようと「スーパーCCDハニカム SR」を開発。 さらに、高感度なコンパクトデジカメという大きな流れを作った FinePix F10。 それらは全てフィルムを知っているからこそ、フィルムの良さにデジタルを近づけようとした富士フィルムのエンジニア達の努力だったと思います。 だから、富士フィルムには頑張って、踏ん張って、フィルムの文化を守っていってもらいたいと願います。 逆風に負けるな、富士フィルム!


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